昨夜1時過ぎ。
玲が寝言が聞こえて目が覚めた。しかし様子がおかしく、寝言にしては具体的というか違和感があった。「手に何かついた」「お腹いたい」と言う。
すると花さんがケータイのライトで照らしたようで部屋が明るくなった。
嘔吐である。
全細胞が早く体を起こせと言っている。奇跡的に布団への致命傷は避けられたが玲の髪の毛に吐瀉物がかかってしまっていた。心苦しいがシャワーを浴びさせることにし、花さんとの連携プレーが行われた。
シャワーを浴びさせながら、いろいろ考えた。原因はなにか、コロナじゃないだろうな、翌日の仕事は何ページ分あったか、など。
震える玲を抱えて、ストーブをつけ温める。するとまた嘔吐。熱はない。
また着替え、拭き取ったティッシュなどはビニール袋に入れた。
使い捨てのマスクをつけ、もう一度玲を布団へ運ぶ。理子はこのドタバタの中においても目を覚さなかった。
玲の寝息が聞こえ始める。当然私は眠ることができず、「コロナ 熱なし 嘔吐」「コロナ 3歳 嘔吐」などと調べる。もしこれでコロナだったらどうしたもんだろうか。だれが濃厚接触者になってしまうんだろうとかもやもやしていると、玲がまた吐いた。だんだんと吐く物がなくなっていき、胃液しかない。苦しい吐き方だ。
処理しては寝て、また起きて吐く、というのがしばらく続く。気がつくと朝になっていた。
当然玲は保育園を休み、私と花さんは在宅。理子は学校に行った。
検査キットを使ってコロナかどうか調べてみることにした。綿棒で鼻をぐりぐりし、検査液につけると結果は陰性だった。安心したところで花さんが小児科へ連れて行ってくれた。
帰ってくる頃には元気になっていた。
15時前になると理子が帰ってきた。
そして平日のこの時間に、家族全員が家にいるという摩訶不思議なことが起きてしまった。
吐くものがなくなった玲はすっかり元気になった。病院でも特に病名がつかないので
いつももやもやする。今週は玲はずっとお休みだ。
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