三連休の初日は、こどもの国へといった。以前であれば券売機の前に人だかりができていたけど、いまでは並ばずにチケットを買える。そして入場もスムーズだった。
チョークで地面にお絵かきするゾーンがあり、そこで楽しむ二人。描くことも以前と変わって、一丁前に『BTS』など描いている。成長したものだ。
後ろ髪を引かれながら、目的地のスケートリンクを目指す。そこに人が集中していた。老若男女。スケート靴を持参しているような強者もいる。とにかくいろんな人が集まっている。
我々は当然持参していないので、レンタルした。理子と花さんの分である。私と玲は場外で見物だ。
二人は恐る恐るリンクの中に入っていく。仕切りから手を離さないようにして、なんとか歩いていく。周りにも似たような組み合わせの人ばかりだった。
シューズを持参しているような人は、明らかに滑り方が違っていて、氷をサーっと削りながら、この集団の中において優雅だ。
私と玲はベンチに腰掛けて、誰をということもなく、見るともなく見ている。玲はYouTubeをみている。
そのうち二人がやってきた。もう無理なようだ。どうやら転んだらしい。そうしてスケートリンクを後にする。
二人は運動したので、腹が減ったということで食事を取ることにした。
レストランで、ラーメンや、カレー、お子様プレートなどを注文する。
どういうわけか、こういったところで食べる醤油ラーメンは身に染みるほどに美味しく感じる。昔花さんと行った鎌倉の売店で、あまりにもお腹が減って食べたカップヌードルのことを思い出した。
食事を終えると、宝探しの受付に行って、宝の地図を受け取った。もう何回めのそれかわからない。最終的におもちゃをもらえるのだけど、一つだと玲が泣くからといって二人分でお願いした。すぐに宝探しに行ったのは当然理子だけで、玲はその手前にある遊具で足止めである。なにはともあれ楽しそうに遊んでいるのであればこちらはそれでいいのだけど。
理子は花さんと宝さがしへ。私は玲と滑り台。
途中、親子の組み合わせが変わって、私はこっそり理子とアイスを食べた。寒いようで、お日様にあたる暖かく、アイスがとても美味しく感じた。
こどもの国へもう結構行っていると思うのだけど、その土地が広大すぎて全エリアには行けていない。だから、行ったことのないところにいこうということでボートに乗ることにした。足で漕ぐタイプのものである。
思っていたよりも必死に漕ぐ二人。そうしないと進まないのだ。ハンドルを握るのは理子だった。なかなかうまく進まなくて、もう漕がないで自然の流れに任せていいんじゃないかということで、ゆらゆら揺れていた。いい時間だった。
その後、面白自転車に乗って遊んだ。遊び倒して結局閉園の時間までいた。
帰りの電車で真っ先に寝ていたのは理子でも玲でもなく花さんだったというのが実に面白かった。
0 件のコメント:
コメントを投稿