2017年5月17日水曜日

前回の旅行が終わると同時に、次はどこへ行こうかということを、なんとなく頭のどこかで巡らせていたらしい花さんは、とある日、僕に提案した。
「バリはどう?」
『バリ』僕の中にはひとかけらも興味のない国だった。
『バリ』CREAなどの雑誌で特集が組まれそうな国。
きれいな海を見て、スパして、日本でもなじみのある料理のあれ、なんて言ったっけ『ナシゴレン?だっけ?』。
僕のなかではそれくらいの認識しかなかった国、それが『バリ』だ。
今回はそれにもう一つ『シンガポール』を組み込み、提案された家族旅行。
花さんは僕の知らないことを知っているし教えてくれるイノベーターだ。
僕が全く興味がない国だとしても、きっと魅力に溢れているに違いない。


果たして、結果としてはバリ、シンガポールという国は、美しさとちょっとした混沌に溢れた場所であり、ぜひまたここに来たい、と思わせる国だった。
バリでは自然の美しさと、美味な食事を堪能した。どこの店で食べてもハズレがなく、ホテルでの食事は忘れることができないものとなった。
シンガポールでは人間の創造力、また様々な人種が入り混じった国が持つ力強さを知った。日本にも多様な人種が居住しているとは思うのだけど、シンガポールのそれとは比較にならないだろう。東京23区ほどの面積しか持たないという決して大きくはない国ではあるけれど、様々な個の集合体が織りなすものは多くの人を惹きつけるようだった。

撮った写真は実に2000枚にも及ぶ。それだけ切り取りたい瞬間が多かった旅だったということだろう。
帰りに飛行機に乗ってすぐ「またここに戻りたい」。
そんなことを初めて思えた旅だった。花さんに感謝する。


旅の初日の写真をこちらへ。


























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