2022年5月23日月曜日

親知らず抜いた

 親知らずを抜いた。3月の終わりにも抜いたので2回目である。今回は下部の右側だった。

前回は治療後に家に帰って鏡をみたら顔に血がついていたということがあったので、黒いTシャツを着て臨んだ。

下の歯を抜くのはしんどいという話を聞いていたが、もう歯茎の具合も悪くなっているしということで決断したわけなのだけど、今回は前回よりもかなりヘビーだった。やっぱり力技でグイグイ歯を抜くというのは見えない部分でもあるし呼吸もしずらいしすごく恐怖だった。

麻酔していてももちろん痛みはある。あぁなんか奥の骨に当たっている!と強烈な怖さを伴った触感もある。開けた口の大きさに対して明らかにでかいんだろうと思う器具が、無遠慮に口の中で暴れている。ちょっと無理って結構何度も思った。目を瞑っているからわからないんだけど。

お医者さんやアシストしていた衛生士さんは血塗れの口の中を見ながら、私の骨を砕いていくのに一生懸命だ。たまに聞こえる「あれ?」とかが本当に怖く、もういっそのこと全麻してくれって思ったりもした。

歯医者で治療を受けていて初めて手を上げてストップをかけてしまった。苦しくて。

痛さで顔が歪んでいただろうなとも思う。38歳である。

最後には舌の上に、ポロンっと取れた歯の感触があった。

もう二度と味わいたくない痛みだった。前回とは非にならぬ。

でも30分ほどで終了した。


治療後、ガーゼを噛み終えてからの痛みは前回よりも酷くはない気がしているし、腫れてもいない。終わり良ければ全てよしと言うところか。

1週間は酒も飲まずに静養しようと思う。ドライソケットになりませんように。

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