理子と名付けられた我が子が生まれてから20日が経った。
たったの20日であるけれど、僕たち夫婦の生活にもたらした変化はとてつもなく大きい。
生まれたての我が子は何もできないのである。
そして、僕たちは、そんななにもできない我が子に対してもまた無力であった。
なぜ泣くのか?
その動きの意味はなんだ?
とはいえ、少しずつ、知識を増やしていく。
そして対応する。
先週の土曜日、実家の全ての者が東京へやってきた。
全てであるから、祖父母と飼い犬までもである。
そして、皆が理子を抱いて笑顔になった。
姪のうさきは、最初は恥ずかしがっていたけれど、
次第に理子への接触を深めていった。
彼女もまた、理子への愛を深めていってくれていたのである。
僕たちの場合、核家族であるから、
実家で当たり前のように行われていることができない。
大人の目が圧倒的に少ないのだ。
結婚式の挨拶の時に、僕を育ててくれたように、家庭を築きたいと言ったのだけど、
それをどのようにしていけばいいのか、これから考えなくてはいけない。
だんだんと力強く泣くようになる我が子。
可愛くて目が離せない。
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