2021年5月11日火曜日

ストック

「いちのかた」 次女が唐突に放った言葉である。なんの脈絡もなくそのようにはっきりと言ったのだが、どうやら聞き間違えではないようだった。これはよく、長女が真似をしている例のアレである。

それとは別に、長女が卒園間近の学芸会で歌っていた「エルマーの冒険」も、輪郭は不確かだけどそれだとわかるメロディで歌い出した。

つまり今までそれらを頭のなかにストックしていた2歳の次女は、ようやくそれを口から言葉として発声させる術を身につけてそれを披露したわけである。

先週、夜中に夜鷹症のごとく泣き叫び暴れるということがあったのだけど、それ以降親が言うことに対しての返事がとてもクリアになったのだった。

これは頭の中でなにやらスイッチの入れ替わりのようなものがあって、アップグレードしたようである。

これだから子供は面白い。

今まで以上に親がしてほしいことをはっきりと断るようになったが、その時にいう言葉はいつもと同じ「ヤダ」である。

他にも言葉を知ってるはずだけれど。